対象となる主な疾患 睡眠障害(不眠症)
不眠には、寝付くのに時間がかかる(入眠困難)、途中に目が覚めてしまう(中途覚醒)、起きたい時間より早く目が覚めてしまう(早朝覚醒)があります。また眠りが浅い、寝ていたのか起きていたか分からないまま朝を迎える、と訴える患者さんもいらっしゃいます。
まずは同じ時間に床に入る、寝る直前にはスマートフォンやテレビを見ない、日中は適度な運動をするなど出来る努力をしていただきたいと思います。しかし、それだけではなかなか改善されない場合には薬剤による治療をお勧めいたします。近年、睡眠薬の依存性や耐性が問題となっていますが、そのような問題のない薬剤も処方させていただけます。安全な睡眠治療に取り組んでまいりますので、現在内服中の睡眠薬を減らしていきたいという方も是非ご相談にいらして下さい。
また、不眠は他の精神疾患の始まりの症状である可能性もあるため、注意して観察をさせていただきます。